五輪に唐揚げ重量投げ誕生、油断禁止
国際陸上連盟は、重量投げ用の鉄球を直径20cmの揚げたて唐揚げに置き換える新種目を公式認定した。選手は衣のカリカリ音でフォームを判定されるため、油断ならぬ競技になるという。
国際陸上連盟(IAAF)は、重量投げ用の鉄球を直径20センチの揚げたて唐揚げに置き換える新種目を公式認定した。選手は衣のカリカリ音でフォームを判定されるため、油断ならぬ競技になるという。
国際陸上連盟(IAAF)は8日深夜、思わず胸焼けするほどの改革案を満場油拍手で可決した。伝統のショットプットの鉄球を、鳥取県産ブロイラーで揚げた直径20センチ、重量7.26キロ(皮含む)の唐揚げに全面置換するという。「鉄は冷たいが鶏は温かい。視聴者の胃袋に訴えかけるスポーツへ進化」と連盟は胸を張る。
競技規則も大改訂された。投げた瞬間に衣が「カリッ」と鳴れば有効、湿気って「ベチョ」なら即ファウル。審判は電子聴診器付きイヤーマフを装着し、スタンドに撒かれたパン粉の反響で音圧を測定する。記録は投擲距離に加え「サクサク指数」が併記され、気象庁が初めてスポーツ庁と“からみ”を持つことになった。
当然ながら“味覚ドーピング”にも抜け目はない。ケチャップ、マヨネーズ、謎の茶色い粉末の持ち込みは禁止され、リン酸塩の血中濃度は鉄分検査を凌ぐ厳しさ。スポーツ仲裁裁判所は「レモンは果物でありサプリではない」と暫定判断し、シトラス農家がスポンサーに殺到する酸味の応酬だ。
安全面では、落下した唐揚げを鳩がついばんで空中分解する危険が指摘されたが、連盟は「フライングキャッチをした場合は再度挑戦可能」とルール整備に抜かりはない。観客席には“紙皿ゾーン”が新設され、転がってきた唐揚げを持ち帰れば「五輪公認お夜食」が合法入手できる。食育推進派は「やっとカロリーが自分に帰ってくる競技だ」と歓声を上げた。
経済波及も熱い。鶏肉先物は発表直後にストップ高、フライヤーメーカーは「鍋底を叩け」と増産を宣言。IOCは漂う香りを“放送権”として別枠販売する算段で、テレビ各社は香り付き8K放送へ名乗りを上げる。リモコンの赤ボタンで衣の味を変更できる時代が、サクッと到来する見込みだ。
保守派からは「競技が冷めたらどうする」との声もあるが、それこそ“熱いうちに投げろ”という新教訓だ。歴史学者は「古代ギリシャの円盤も実はピタパンだった可能性」を唱え、五輪史そのものが揚げ直されつつある。次回パリ大会には“フィッシュ&チップス走り幅跳び”や“エスカルゴハードル”が候補と噂され、世界スポーツはカロリーの向こう側へ突入した。
関係者のコメント
- 山盛り太郎選手(日本代表)「手が脂っこいほど遠くへ飛ぶ。母の弁当が世界新の秘密だったとは」
- 油谷コーチ「フォームは二の次。早く揚げて早く投げろ、これが新時代の“フライ&フリング”だ」
- 高温鍋株式会社CEO「ついにフライヤーがスタジアム公式備品に。雷より油跳ねが怖い季節です」
- 鶏のモモ肉さん(部位代理)「出場は光栄だが、表彰台より皿の上が近いのが複雑だコケ」
- 栄養学者・揚沢揚一郎「投擲後3秒以内に食べればゼロカロリー理論が立証されるかもしれない」
- 石油トレーダー「これからは“原油”より“鶏油”の先物が熱い。投げ売りは本当に投げて売るんだね」
- 環境NPO代表「残油をバイオ燃料にすればカーボンニュートラル。匂いもニュートラルとは言ってない」
- 電子計測マイクくん(擬人化)「ボクの仕事は“カリッ”を拾うだけ。ボーカルより難しいよ」
- スタジアム清掃ロボ「作業指示:床一面の粉を掃除→予定:無限ループ。アップデート希望」
- 通りすがりの鳩「おいしそうだが重い。筋トレと思えば悪くないポッポ」
国際表現
俳句
- 揚げ煙 弧を描き飛ぶ 夏の球
- カリッ響く 審判耳まで 香り立つ
- 油風 距離を伸ばして 皿に落つ
- 鶏熱し アスリート燃ゆ 記録蒸す
- レモン雪 白線越えて 酸味舞う
- 塩ひと振り 世界新記録 味決まる
- 夜食待つ 観客列へと 唐揚げ雨
- 揚げたてを 投げ急ぐ夏 汗と脂
- 鳩群れも カロリー追って 空乱す
- 油断せず 油に挑み 栄光へ
漢字
国際陸連唐揚重量投誕生油断不可
絵
🍗🏃♂️💨➡️📏✨
擬
ジュワッ…カリッ!ブンッ、ズドン。サクサクサク。
SNS
- #唐揚げショットプット 見た目が腹ペコホイホイ
- 距離よりサクサク指数に全ベット
- カロリーの祭典開幕🍗🔥
- #油断禁止 文字通り
- 揚げ物実況8Kで香りくる時代
- 鳩のフライングキャッチ優勝案件
- レモン派とマヨ派の内戦勃発
- 唐揚げ先物ストップ高で笑う
- 子ども「給食に採用してほしい」
- 次は天ぷら槍投げだって?!