国会審議、「物理」で解決へ 法案可決ラインはベンチプレス150kg
「長い議論より重い筋肉」を掲げ、与野党がマッスル連立を発足。法案の書類束を物理的に持ち上げれば可決となる新ルールが導入された。予算委員会では、財務相が防衛費増額案をデッドリフトで引き上げ、「軽い!軽いぞ!」と絶叫し即日成立。野党は「腰への負担が憲法違反」と抗議している。
「長い議論より重い筋肉」を掲げ、与野党がマッスル連立を発足。法案の書類束を物理的に持ち上げれば可決となる新ルールが導入された。予算委員会では、財務相が防衛費増額案をデッドリフトで引き上げ、「軽い!軽いぞ!」と絶叫し即日成立。野党は「腰への負担が憲法違反」と抗議している。
「親の背中を見て育つ」を物理的に解釈した自治体が、所得制限を廃止し「筋量制限」を導入。給食費免除を賭けた面談では、父親たちが審査員(校長)に向け猛烈なサイドチェストを展開する。体脂肪率15%以上は「自助努力不足」として申請即却下、市内のジムは悲鳴を上げる保護者でパンク状態に。
入館10秒で耳が筋肉痛。都内ジムで「スピーカー通話走」が流行し、トレッドミル上で値切り交渉が飛び交う。メジャー志望は息継ぎ代わりに「消費税撤回」を連呼、静寂は月額オプションになった。
カスハラ対策の最終兵器として、コールセンターがボディービルダーに置換された。理不尽な要求には「キレてる!」と叫び返し、ビデオ通話で大胸筋をピクつかせる「威嚇対応」が標準化。言葉よりも筋肉で対話する姿勢が、なぜか「誠実すぎる」と誤解され、顧客満足度が物理的に向上している。
予算難にあえぐ民間宇宙開発企業「ギャラクシー・スウェット社」は26日、1着10億円ともされる船外活動用宇宙服(EMU)の使用を廃止し、市販の「極暖発熱インナー」800枚の重ね着を飛行士に義務付けると発表した。理論上、800層の空気層が絶対零度を遮断するほか、その物理的な着圧は深海1万メートルに匹敵。「呼吸するだけでベンチプレス200kg相当の負荷」がかかるため、宇宙滞在がそのまま極限の筋トレジムと化す。開発主任は「帰還時に自力で服を脱げた者はいないが、全員が生けるダイヤモンドのような硬度を手に入れている」と胸を張る。
「陰影メイク」の過剰進化で、一夜を共にするまで真実が露呈しない「ステルスマッチョ」問題が深刻化。ジムの排水溝がファンデーションで詰まる事態を受け、新法案では交際前に「サウナでの合同審議」を義務付ける。「筋肉は裏切らないが、照明は平気で嘘をつく」との嘆きが広がる。
「知能ではAIに勝てない、ならば物理だ」。日本将棋連盟は4日、指し手の物理的衝撃値(インパクト)をブロックチェーンに記録し、王将を物理的に粉砕した側が勝利する新ルールを施行した。対局場にはプロテインサーバーが常設され、感想戦は殴り合いに発展する事態となっている。
「給水は自ら注ぐ」「ゴールテープは自分で張って自分で切る」。運営コストゼロの完全セルフ大会が登場。高額な参加費を払い重労働に従事することで「経営者マインドが筋肉に宿る」と信じる信者たちが、笑顔で会場の草むしりを開始。なお、フォークリフト免許を持つランナーは神として崇められている。
財政難の病院が手術を「劇場公開」して赤字を埋める異常事態が定着した。今週のヒット作『涙の盲腸』では、執刀医がメスを入れる瞬間に照明を落とす演出が「エモい」と絶賛され、アクション大作を抑え興行収入1位を記録。上映後のグッズ売り場では「摘出部位アクリルスタンド」が完売し、スター医師は過度なファンサービスで腱鞘炎になるなど、医療とエンタメの境界が溶解している。
悲しみを筋繊維に刻む「マッスル精進落とし」がブーム。人気マンガ全巻(約20kg)を抱えて涙のスクワットを行う遺族たち。「故人の重みを感じる」と評判だが、翌日の激しい筋肉痛を「霊の仕業」と恐れる通報が相次いでいる。住職は「それは超回復です」と諭した。