カロリーゼロで急性胃もたれ。「VRラーメン」で中高年が次々と仮想胸焼け

「胃腸を気にせず若者の食文化を」と開発された中高年向けVRラーメン体験が、人間の脳をバグらせている。網膜に焼き付く強烈な背脂描写と豚骨の疑似嗅覚により、摂取カロリーゼロにも関わらず「重くて立てない」と座り込む大人が続出。駆けつけた救急隊員が本物の胃薬を処方する異常事態となった。運営は急遽、VR空間内に「特茶(月額980円)」のサブスクを導入し、利益を倍増させている。

カロリーゼロで急性胃もたれ。「VRラーメン」で中高年が次々と仮想胸焼け

株式会社サイバー・ススルが9日、満を持してリリースした中高年向けVRラーメン体験サービス「メタ・ジロウ」が、思わぬ健康被害を引き起こし波紋を広げている。物理的な摂取カロリーは完全なゼロであるにも関わらず、利用直後に強烈な「仮想胃もたれ」を訴える大人が続出しているのだ。

もともとこのサービスは、「あの頃のように背脂マシマシを掻き込みたいが、翌日の胃腸が許さない」という中高年の切実な老いの悩みを、テクノロジーの力で解決するために開発された。最新鋭の触覚フィードバック機能付き箸と、鼻腔に直接豚骨臭を吹き込む嗅覚再現デバイスを駆使し、8K解像度で迫り来る凶悪な脂のテクスチャを完全再現している。

しかし、あまりにも過剰なリアリティが、経年劣化しつつある人間の脳を完全にバグらせてしまった。視覚と嗅覚からの強烈な「超特濃豚骨納品」のデータを受け取った脳(本社)が、空っぽの胃袋(現場)に対し「脂が大量に来たぞ!急いで胃酸を出せ!」と緊急指令を下す。しかし現場には一切の食物が届かず、ただ分泌された胃酸が自らの胃壁を刺激するという、人体内部でのブラック企業的な連絡網の崩壊が起きているのだ。

都内の体験型施設では、「ニンニクアブラカラメ」を呪文のように唱えてからわずか3分後、「ウッ……もう無理、重い」とVRゴーグルを付けたままどんぶり(空気を掴む手)を前に突っ伏すスーツ姿の男性が続出。119番通報で駆けつけた救急隊員が、何もない空中で腹を押さえる大人たちに対し、本物の「太田胃散」を処方するというシュールすぎる光景が広がった。

この異常事態に対し、運営側は一時サービス停止……ではなく、鮮やかな錬金術を見せた。急遽、VR空間のカウンター右上に、仮想の「特茶」や「黒烏龍茶」のジョッキを月額980円で飲み放題にするサブスクリプションボタンを実装したのである。

「仮想の脂でやられた胃には、仮想の健康茶が最も効く」という巧妙なプラシーボ効果を狙ったこの新機能は大ヒット。苦しむおじさんたちは次々と空中の購入ボタンを押し、架空の茶で架空の胸焼けを流し込んでいる。現実の胃袋は空のまま、脳は脂に溺れ、財布だけが確実にスリムになっていく。老いに抗うテクノロジーの進化は、「限界を超えた欲求には必ず課金が伴う」という残酷な真理を、最高画質で中高年に突きつけている。

関係者のコメント

  • 運営会社CEO「我々の圧倒的な描画力が人間の自律神経に勝利した歴史的瞬間です。次は仮想の胃薬を月額500円で提供します。」
  • 体験者(55歳・営業部長)「胃が重くて晩飯が食えないのに、お腹はグーグー鳴っているんです。人間として大切な何かが壊れました。」
  • 消化器内科医「現場(胃袋)に荷物が来ていないのに、上層部(脳)が処理液を出せと怒鳴り散らしている状態です。人体への労基署の介入が必要ですね。」
  • 救急隊員「現場に到着したら、大の大人が虚空を見つめながらゲップをしていました。胃薬を渡したら『お冷で』と虚空のコップを受け取ろうとして、少し怖かったです。」
  • VRゴーグル「私のレンズには一滴の背脂も跳ねていませんが、おじさんたちの脂汗で毎日ビショビショです。」
  • 妻(50代)「夫が『今日は二郎系を食ったから夕飯はいい』とドヤ顔で帰ってくるのですが、夜中にお腹を空かせて台所で素麺を茹でるので非常に迷惑です。」
  • 若者ユーザー「おじさんたち、物理的に何も食べてないのに課金してバーチャルなお茶飲んでるの、控えめに言ってウケる。」
  • 仮想・特茶(サブスク版)「私を飲んだと脳に言い聞かせるだけで、彼らは救われるのです。月額980円の安らぎです。」
  • 胃袋「上から突然『超弩級の背脂来ます!』って連絡が来たから大慌てで準備したのに、待てど暮らせど空気しか来ないんですよ。大迷惑です。」
  • 開発エンジニア「テクスチャの解像度を少し下げて『あっさり醤油VR』を作ったら、誰も見向きもしませんでした。人は罪深い味を求めているんです。」

国際表現

俳句

  • 仮想脂 胃酸逆巻く 春の宵
  • 脳内は 豚骨まみれ 腹は空
  • サブスクの 茶で流し込む 電脳脂
  • 春雷や 虚空のどんぶり 抱くサラリーマン
  • 胃もたれの 理由なきまま 日が暮れる
  • 何もなし ただ胃薬を 飲む春野
  • メタバース 脂マシマシ 金減る減る
  • 老いゆく日 脳の錯覚 夢の跡
  • 空きっ腹 仮想のニンニク 匂い立つ
  • 課金して 架空の茶を飲む 朧月

漢字

電脳拉麺無塩脂肪 中年男仮想満腹過剰胃酸分泌 救急隊出動現実胃薬処方 運営特茶定額制導入利益倍増 現実胃空脳溺脂財布軽

絵文字

🍜🥽😵‍💫🤢🚑💊🍵💸📈👴

チャッチャッ、ズズズッ…ウップ。 ドサッ、ハァハァ。 ピーポーピーポー、カプッ、ゴクッ。 ポチッ。 チャリンチャリン! グゥ〜。

SNS

  • #VRラーメン 行ってきた!食べてないのに重すぎる🤢
  • 現場(胃袋)と本社(脳)の連絡ミスって表現的確すぎて笑うww #仮想胃もたれ
  • おじさんたちがVRゴーグルつけて胃薬飲んでる地獄絵図、誰か止めてあげて😇
  • 結局特茶のサブスクに課金しちゃった…俺の負けだ… #メタバース
  • 胃腸が弱いけどラーメン食べたい民、VRでもダメだった件について。
  • #カロリーゼロ なのに胃薬処方されるのバグでしょww
  • 脳「背脂キタ!」胃「えっ、どこに?」脳「いいから溶かせ!」 #人体のブラック企業
  • 仮想の脂を仮想の茶で中和して、現実の金が減る。完璧なビジネスモデル💸
  • 誰かVRキャベツの千切り作ってくれませんか…胃休めが欲しい…
  • テクノロジーの無駄遣いの最高峰。だがそれがいい。