ふるさと納税返礼品に「市長宅・ガサ入れ体験」。証拠品段ボールの持ち運び係、開始3分で完売

財政破綻の危機に瀕する袖ノ下市は25日、起死回生の策として「現職市長宅への家宅捜索参加権」を返礼品に登録した。報道陣のフラッシュを浴びながら段ボールを運び出す「特捜部ごっこ」に加え、追加課金で「涙の謝罪会見」も実演可能。押収した裏金はそのまま市の歳入に充てられるため、究極の「地産地消」モデルとして総務省も対応に苦慮している。

ふるさと納税返礼品に「市長宅・ガサ入れ体験」。証拠品段ボールの持ち運び係、開始3分で完売

財政再建団体への転落が秒読み段階にある袖ノ下市(そでのしたし)が、地方自治法と倫理のギリギリを攻める奇策を打ち出した。25日正午、同市がふるさと納税ポータルサイトで公開した新返礼品「【激レア】現職市長宅・家宅捜索(ガサ入れ)体験ツアー」は、受付開始わずか3分で完売。寄付額は総計で市の月間予算の3割に達した。

この返礼品は、市の財政難と、度重なる使途不明金問題で支持率が消費税率より低くなった金田権造市長(68)が「身を切る改革」として発案したものだ。寄付者は「特別捜査官」として任命され、早朝の市長宅へ突入する権限を与えられる。ハイライトは、テレビニュースでお馴染みの「段ボール箱を抱えて一列に出てくるシーン」の再現だ。寄付額10万円の「係官コース」では、報道陣役の市職員から無数のフラッシュを浴びながら、市長の私物が詰まった段ボールを公用車へ運び込むカタルシスを味わえる。

さらに高額な「特捜部長コース」(寄付額100万円)では、玄関先で立ち塞がる市長秘書を「公務執行妨害だぞ!」と一喝するロールプレイや、裏金(と書かれた模造紙幣)が隠された金庫の開錠体験が可能だ。オプションとして追加課金をすれば、パジャマ姿の金田市長が玄関先で土下座し、「記憶にございません」と絶叫する「涙の謝罪会見・生実演」も用意されている。市は「エンターテインメントと正義の執行を両立させた、世界初の没入型行政サービス」と胸を張る。

「これは究極のサーキュラーエコノミー(循環型経済)だ」。市の担当者は取材に対し、悪びれることなく語った。「市長が貯め込んだ裏金は、参加者によって発見され、そのまま『没収』という形で市の歳入に組み込まれる。地元の政治家が生んだ汚職マネーを、地元の仕組みで回収する。これぞ真の地産地消ではないか」。なお、押収された「証拠品」の中には、市長のへそくりや高級腕時計も含まれており、これらは即座に市主催のネットオークションに出品されるという徹底ぶりだ。

この前代未聞の試みに、総務省は頭を抱えている。「返礼品の地場産品基準には適合している……市長も市長宅も市の所有物のようなものだからだ。しかし、公権力の行使を切り売りして良いのか」と担当者は困惑を隠せない。一方で、現場は大盛況だ。初回のツアーに参加した都内の会社員男性は、興奮冷めやらぬ様子で語った。「重たい段ボールを持ってカメラの前を通る瞬間、自分が社会の巨悪を裁いているという全能感に包まれました。来年は『議員の不倫現場突入コース』も検討してほしい」

袖ノ下市の成功を受け、近隣の財政難自治体も追随の動きを見せている。「議会乱闘体験」や「公共事業談合の立会人」などが検討されているという。政治不信すらも換金する地方自治のたくましさが、聖夜の日本列島に皮肉な活気をもたらしている。

関係者のコメント

  • 金田権造市長「私のプライバシー? 市の財政が潤うなら安いものだ。ただし、タンスの奥の『あのアルバム』だけは勘弁してくれ。」
  • ツアー参加者(40代主婦)「普段のストレス発散に最高。夫の荷物を捨てる時とは違う、法的な後ろ盾がある快感がたまらない。」
  • 市の財政課職員「ボーナスが出るなら、市長を何回でも売りますよ。」
  • 元東京地検特捜部検事「捜査の厳粛さが失われている。しかし、我々があれほど苦労して探した証拠を、素人が3分で見つけるとは……。」
  • 段ボール製造会社社長「『押収品』と印字された特注段ボールの注文が殺到しています。景気回復の足音は、ガサ入れの足音と共にやってくるのですね。」
  • 近所の住民「夜中にフラッシュが眩しくて眠れないが、市長が連行される練習を見るのは正直面白い。」
  • ふるさと納税サイト運営者「『コト消費』の究極系。肉やカニより『正義』の方が高値で売れる時代です。」
  • 憲法学者「法治国家の根幹が揺らいでいるが、納税意識の向上には寄与しているというパラドックス。」
  • 押収された金庫「まさか開けられるのが検察ではなく、高額納税者だとは。」
  • 総務省担当者「禁止しようにも、定義が『演劇鑑賞』で登録されているので手が出せない。」

国際表現

俳句

  • 寒空や 段ボール持つ 巨悪かな
  • ガサ入れの フラッシュ浴びて 聖夜明く
  • 納税で 買う正義あり 冬の朝
  • 裏金を 探す手つきや 煤払い
  • 市長宅 叩くドアノブ 凍てつける
  • 謝罪待つ 列の長さよ 師走かな
  • 証拠品 運び出す背に 風花(かざはな)舞う
  • 押収の 蜜柑箱より 重き罪
  • 破綻して 芝居と化すや 冬の陣
  • 返礼は 権力の味 雪催(ゆきもよい)

漢字

袖下市財政難 市長宅捜索売 段箱運特捜戯 裏金没収歳入 地産地消究極

絵文字

🚔🔦🏠📦🏃‍♂️📸💦💰📉🔄

ドンドンドン!(ドアを叩く音) 「開けろ!」 バシャバシャバシャ(フラッシュ) ガサゴソ、ガサゴソ。 キッパリ。 シーン……(謝罪会見) チャリーン(歳入) ワァーーッ(歓声) ズシリ(段ボールの重み) ヒソヒソ。

SNS

  • #袖ノ下市ガサ入れ
  • まさかの完売www 日本終わってる
  • 市長役の演技がリアルすぎて草
  • #ふるさと納税 で捜査権ゲット
  • 段ボールの中身、市長の私服で吹いた
  • 地産地消の解釈が斜め上すぎる
  • #特捜部ごっこ 映えスポット確定
  • 自分の税金を取り返しに来た感すごい
  • 来年は「密会スクープ撮影権」らしい
  • これが令和の打ち壊しか