
茶室、静寂から絶叫へ。作法はスクワット三回、お茶はプロテイン。
千利休、まさかの筋トレ愛好家説が浮上。新流派「筋道」では、茶碗の代わりに20kgのケトルベルを使用。掛け声とともにプロテインを飲み干し、和菓子を食べた罪悪感をデッドリフトで即時解消するのが新たな「わびさび」とされている。
千利休、まさかの筋トレ愛好家説が浮上。新流派「筋道」では、茶碗の代わりに20kgのケトルベルを使用。掛け声とともにプロテインを飲み干し、和菓子を食べた罪悪感をデッドリフトで即時解消するのが新たな「わびさび」とされている。
大手スマート体重計メーカーが、体脂肪率の算出に12星座占いを用いていたことが発覚。内部告発者によると「牡牛座は頑固な脂肪として数値が高めに出る仕様だった」とのこと。この報道を受け、全国のジムではプロテインバーの横に星座早見盤が置かれ、トレーナーはバーベルの代わりにタロットカードを勧めている。
人生をやり直したい人々が殺到するジムが、新たな入会基準を発表。身分証明書の代わりに上腕二頭筋の隆起を、信用情報の代わりに腹筋の割れ目をスキャンして合否を判定する。「過去の負債は脂肪に現れる」と審査官は冷たく言い放った。
「クエン酸サイクルこそ究極の資産運用」政府の新方針で、老後の蓄えは山積みのレモンに。受給者はレモンを枕に眠り、孫へのお年玉もレモンで渡す奇習が誕生。「酸っぱすぎて涙が出るのは感動のせい」と語る高齢者の目から、本物の涙がこぼれた。
「音より臭いを解放せよ」をモットーにした新感覚ヨガクラスが登場。参加者は無音放屁とともに心身を整えるが、スタジオの換気担当インストラクターは防毒マスクを着用しつつポーズをデモンストレーションしている。
パーティー映え需要に応え、筋肉専門の派遣サービス『マッスル・レンタル』が始動。1時間から契約可能で、平均契約理由は同窓会での元カレ対策。使用後はプロテインで洗って返却するルールだ。
某高級ジムが集めたセレブ会員の汗を『努力のエッセンス』と銘打ち小瓶で販売。1mlでシャンパン並みの価格にも関わらず完売し、転売市場ではさらにプレミアム。購入者は『成功の匂い』を感じる前に財布が香ばしい焦げ臭に包まれる。
国際陸上連盟は、重量投げ用の鉄球を直径20cmの揚げたて唐揚げに置き換える新種目を公式認定した。選手は衣のカリカリ音でフォームを判定されるため、油断ならぬ競技になるという。
腸内ガスをセンサーに吹き込むと発電し体重を測定する『自家発電体重計』が発売された。愛用者からは「測るたびに軽くなる」と歓喜の声が上がる一方、専門家は「数字が正確ではないのでは」と首をかしげる。
高精度を売りにするAIダイエットアプリが、胃腸炎により一晩で3kg減量したユーザーに「目標達成おめでとう!水分補給は任意です」と通知。体調不良の持ち主は不快感を覚えつつも、画面を二度見した。