「引き上げ速度が速すぎて効かない」遭難ボディビルダー、救助隊員にクレーム

漂流48時間後、救助ヘリのワイヤーで引き上げられる最中に「負荷が抜ける」と激昂。自重でワイヤーを逆走して海面へ戻ろうとし、救助を30分遅らせた疑い。「カタボリック(筋分解)の恐怖に比べれば、サメなど有酸素運動の相手に過ぎない」と供述し、現在は署内でプロテイン以外を黙秘している。

「引き上げ速度が速すぎて効かない」遭難ボディビルダー、救助隊員にクレーム

太平洋上で24日未明、漂流していた自称ボディビルダーの男(34)が海上保安庁のヘリコプターによって救助された。しかし、男は救助活動中に隊員の指示に従わず、あろうことか「引き上げ速度が速すぎる」と作業を妨害。公務執行妨害の疑いで逮捕される異例の事態となった。

現場は房総半島沖約30キロの海上。巡回中のヘリが「海面で不自然に隆起している茶色い物体」を発見した。当初は流木か巨大なブイと思われたが、サーチライトを当てたところ、サイドチェストのポーズで浮力を維持する男であることが判明した。男はプレジャーボートから転落し、丸二日間漂流していたという。

救助隊員がホイスト(巻き上げ機)で降下し、男にハーネスを装着させて引き上げを開始した直後、事件は起きた。海面から数メートル上昇した地点で、男は突如として「おい! ストロークが雑だ! 僧帽筋に入っていない!」と暴れだしたのだ。

ヘリのウインチは秒速約1メートルで遭難者を迅速に回収する仕様だが、男にとってその速度は許容しがたいものだったらしい。「エキセントリック(伸張性収縮)局面をおろそかにするな」「Time Under Tension(筋肉の緊張持続時間)が短すぎる」などと叫び、あろうことかワイヤーを掴んだまま自らの腕力で懸垂を行い、ワイヤーの巻き上げに逆らって海面方向へ体を降ろし始めたのである。

上空の機内は騒然となった。機械が巻き上げる力と、男が「効かせる」ために下方向へ耐える力が拮抗し、ヘリの姿勢制御に警告音が鳴り響く。男は「戻すときは4秒かけろと言ったはずだ!」と海上で絶叫。隊員に対し、「君の操作は初心者のラットプルダウンだ。対象筋への意識が足りない」と技術指導まで始めたという。

結局、燃料の枯渇を恐れた機長が折れる形で、ウインチの速度を通常の4分の1に減速。「引き上げては止める」というスロートレーニングのような動作を繰り返し、通常5分の作業に30分を要してようやく機内に収容した。男は救助された瞬間、極度のパンプアップ状態で「今日の背中は過去一だ」と満足げに呟いたとされる。

署での取り調べに対し、男は「48時間の絶食でカタボリック(筋肉分解)が進行していた。救助という名の負荷を無駄にするわけにはいかなかった」と供述。提供されたカツ丼を「脂質と糖質の暴力だ」として拒否し、現在は持参したサプリメントケースの返却のみを要求して黙秘を続けている。

救助費用は数百万に上ると試算されるが、男は「高高度からのハイプーリー・トレーニング代として相殺を求める」と主張しており、当局は精神鑑定も含めて慎重に捜査を進める方針だ。

関係者のコメント

  • 救助ヘリの機長 「長年空を飛んできたが、救助者を『重り』として扱ったのは初めてだ。機体がガクガク揺れるたびに、彼の広背筋が収縮しているのが分かって恐怖を感じた。」
  • 遭難した男(連行時) 「海保のウインチはトルクはいいが、可動域の終動負荷が甘い。次は改善してほしい。」
  • ジムの元トレーナー 「彼の気持ちは分かります。48時間プロテインを飲んでいない状態で、目の前に最高のケーブルマシン(ヘリ)が現れたら、誰だって1セットやりたくなるものです。」
  • 現場周辺のサメ(擬人化) 「何度か甘噛みしてみたんだけど、皮膚が硬すぎてゴムタイヤみたいだった。しかも彼、噛まれるたびに『アイソメトリック収縮だ』って喜ぶんだよ。気味悪くて逃げたね。」
  • 行動経済学者 「生存という究極の利益よりも、筋肥大という短期的快楽を優先する。これぞまさに埋没費用の誤謬ならぬ、埋没筋肉の誤謬です。」
  • 海上保安庁広報 「我々は救助のプロであり、スポット(補助)のプロではありません。今後は要救助者の筋量に応じたマニュアル策定が必要かもしれません。」
  • プロテインメーカー広報 「極限状態でも筋肉を第一に考える姿勢には感動すら覚えますが、弊社としては安全な場所での摂取を推奨します。」
  • 男の筋肉(上腕二頭筋・擬人化) 「主人は俺たちを守るために必死だったんだ。あのワイヤーのテンション、最高に効いたぜ…。」
  • ネットの筋トレ民 「漂流中にサイドチェストで浮くとか、体幹どうなってんだw」
  • 納税者 「私の税金が、彼の背中をデカくするために使われたと思うと複雑だ。」

国際表現

俳句

  • 荒海や 命より濃き 筋繊維
  • 救助縄 戻す四秒 汗滂沱
  • 春の海 サメも呆れる パンプ感
  • 宙吊りの 逆走懸垂 雲の峰
  • ヘリ唸り 筋肉唸る 二重奏
  • 生還の 身体は既に 仕上がりぬ
  • カタボリック 鮫より怖き 無の境地
  • ワイヤーを マシンと見なす 悲しき性
  • 検食の カツ丼拒み 鶏を乞う
  • 命綱 効かせて登る 春疾風

漢字

漂流四八時 筋肉男救助拒 昇降速度不満 逆走懸垂実施 隊員困惑遅延 命軽視筋重視

絵文字

🚁🌊💪🛑⬇️⏳🏋️‍♂️😤🚔🍼

ブワンブワン(ヘリの音) ギリギリギリ(ワイヤーがきしむ音) フンッ!ヌンッ!(男が耐える声) ピキピキッ(筋肉が張る音) ガタガタ(機体の揺れ) シーン…(サメが去る音)

SNS

  • #筋肉救助隊 漂流しても筋トレ欠かさないとか意識高すぎワロタww
  • 命懸けのラットプルダウンとか新しいエクストリームスポーツか? #筋トレ
  • 救助隊員「早く上がってこい」 マッチョ「まだネガティブが効いてない!」 このコント誰か映像化して。
  • 30分遅延させるとか迷惑すぎるけど、その精神力だけは認めざるを得ない。
  • 結局、プロテイン飲めたのかな? #カタボリック恐怖症
  • サメを有酸素運動扱いするメンタル、現代社会に必要かもしれない。
  • 海保のヘリをジム代わりにする男 vs 税金の無駄遣いに怒る市民 ファイッ!
  • 私もジムのケーブルマシンの戻しが速いとイラッとするから、ちょっと共感してしまった自分が悔しい。
  • これぞ真のサバイバルフィットネス。
  • 署内でプロテイン以外黙秘って、取り調べ官もシェイカー振るしかないだろ。