
無重力サンダル、効果ありすぎて登山者が次々浮遊。救助隊は虫取り網で対応
「月面歩行の軽やかさ」を謳う新商品が社会問題化。サンダル内部の「超軽量反発粒子」が体重を相殺しすぎ、ハイカーが意図せず空へ。全国の山岳救助隊は、風に流される遭難者を捕獲するため、巨大な虫取り網を標準装備に加えた。
「月面歩行の軽やかさ」を謳う新商品が社会問題化。サンダル内部の「超軽量反発粒子」が体重を相殺しすぎ、ハイカーが意図せず空へ。全国の山岳救助隊は、風に流される遭難者を捕獲するため、巨大な虫取り網を標準装備に加えた。
厚生労働省は熱中症対策の切り札として、国民的氷菓「カリカリ君」を処方薬リストに追加した。医師の診断書と引き換えに薬局で受け取れるが、「もう一本」の当たり棒が出た際は「一時所得」と見なされ、納税義務が発生すると注意を促している。
最新AI搭載の「イソギンチャク翻訳機」が、穏やかなアクアリウムを一変させた。翻訳されるのは「あのオレンジのやつ、最近太った?」「ヒーターの温度、私にだけ当たりキツくない?」といった陰湿な噂話ばかり。ユーザーは精神的苦痛を訴え、開発元は「プライバシーモード」の緊急アップデートを約束。一方、海洋生物言語学会は「ゴシップの抑揚まで完璧」とAIの精度を絶賛した。
コミュ力疲れの市民が殺到。孤立文化協会は都内のバーを“ひとり国”のニセ大使館と宣言し、会話免除スタンプ付きパスポートを即日発行している。外務省は「書類上は旅行ですらない」と困惑中。
新サービスの蕎麦ドローン隊が上空で麺を一気に茹でながら配送する計画中、急な強風で麺同士が絡まり巨大タワー化。電線を巻き込み市中心部が停電し、住民は“揚げ玉くらいで済んだ”と自虐した。
DIYで余ったネジやナットを供養する『部品寺』が、参拝者に万歩計ステッカーを授与し散歩成就を祈願。住職は『ガラクタの成仏と脚力向上は同時進行』と語り、境内では回収したパーツで鐘が鳴る。
最新IoT箸が麺をすするデシベルを常時監視。規定値を超えると警察アプリに自動通報され、その場で電子違反切符がAR表示。麺好きからは「静音すすり技研」を立ち上げる動きも。
大学研究チームが小麦粉で作る導電性ペーストを開発し、うどん形状の電源コードを3Dプリントに成功。伸びコシは一流だが耐久年数は「賞味期限以内」と発表し、家電メーカーが沈黙を保っている。
紙ストローの次は“食べられる金属ストロー”。鉄分不足を解消しつつ環境にも優しいと発売元は胸を張るが、購入者からは「コーヒー味に金属味が勝つ」「歯の欠損で栄養マイナス」のレビューが殺到している。
愛犬が散歩をサボって薬も飲まない――そんな飼い主の悩みに応える「薬入りスニーカー・ワンステップ」が登場。靴底に埋め込まれたカプセルが着地のたびに放出され、犬は歩くほど健康になるらしいが、獣医師は「金属製ヒールで飼い主が壊れる」と警告。