
軌道上の謎の物体、80年代に行方不明の官庁ロッカーと判明。政府「あれは未来への貯金箱」
天文学者を長年悩ませた謎の定期信号、その正体は軌道上を周回する官庁ロッカー内で転がる「承認待ち」のハンコだったことが判明。政府は「未来の行政効率化に向けた壮大な実証実験。ハンコの転がり方で稟議の滞りを観測していた」と説明している。
天文学者を長年悩ませた謎の定期信号、その正体は軌道上を周回する官庁ロッカー内で転がる「承認待ち」のハンコだったことが判明。政府は「未来の行政効率化に向けた壮大な実証実験。ハンコの転がり方で稟議の滞りを観測していた」と説明している。
夏の食卓の秩序を守るため、政府は「特別麺類文化保護隊」、通称「そうめん警察」を発足。初日の活動で、タピオカとパクチーを薬味にした男性が文化保護法違反で現行犯逮捕された。隊長は「めんつゆこそが唯一の正義。我々は食文化の最後の砦だ」と涙ながらに語った。
海面上昇への最終回答として、政府は力士を太平洋上の巨大土俵に集め、一斉に四股を踏んで海底を押し下げる「大相撲テラフォーミング」計画を発動。担当相は「日本の魂が地球を救う」と胸を張るが、発生した人工津波がハワイのビーチを洗い流し、外交問題に発展している。
ヘビの化石発見を受け、政府は「人類の原点回帰」として全国民に匍匐前進を義務付ける法案を閣議決定。健康増進が目的とされ、違反者には「立ち上がり罪」が適用される。これを受け、大手デベロッパーはエレベーターのない「横に長いマンション」を発表し、株価がストップ高を記録した。
賃料を抑える代わりに室内壁全面が動く広告ディスプレイになる『アドバウォール賃貸』が登場。居住者は「0時〜6時は自分で選べる睡眠用CM」と強がるが、猫も案件紹介を始めた。
政治資金の透明化を究極まで推し進めるため、議員バッジが電子ディスプレイ化。受け取った献金額が秒単位で増減し『推し活』感覚になると与野党が一斉フォロー依頼。
国会は「リアル世論の反映」として、荒し経験3年以上のSNSユーザーを公式コメンテーターに採用すると発表。採用条件は「一日100回罵倒できる体力」などで、議事録はすでに炎上状態。
全国同時にスマートウォッチでストレス値を測定する「国民総検針日」が実施。しかし公表された統計は黒塗りだらけで、かえって国民の緊張度が急上昇。専門家は「隠蔽が最大のストレッサー」と指摘する。
国防省は「若者のストレス値を下げる」として、兵役義務をAIロボットに委任する法案を提出。国民には“見学アプリ”を通じて24時間戦況を視聴する義務が課され、「ストレスが従来以上」との指摘が相次ぐ。
政府は「情報不均衡」の解消を名目に、陰謀論を住民基本台帳に基づき週1本ずつ配給すると発表。SNSでは「公式が陰謀を認定した瞬間に陰謀じゃなくなる」として、早くも配給品の価値暴落が懸念されている。