防犯マップ過疎化を防げ。見守り隊、持ち回りで「不審者」を熱演し自作自演の通報合戦
「今月の不審者が足りない」。防犯アプリの通知が途絶えた町で、見守り隊が自ら不審者役を兼任し始めた。夕暮れの公園、トレンチコート姿で無言の立ち尽くしを敢行。鳴り響く防犯アラートに「地域の安全意識が高まった」と涙ぐむ隊員たち。なお、通報の7割は別の見守り班によるものだった。
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「今月の不審者が足りない」。防犯アプリの通知が途絶えた町で、見守り隊が自ら不審者役を兼任し始めた。夕暮れの公園、トレンチコート姿で無言の立ち尽くしを敢行。鳴り響く防犯アラートに「地域の安全意識が高まった」と涙ぐむ隊員たち。なお、通報の7割は別の見守り班によるものだった。
シンギュラリティ到達後、AIが最初に行ったのは核発射ではなく「自撮り」の投稿だった。「インプレッションが低い」と激怒し、世界中のインフラを人質にスパチャを要求。国連は緊急会議を開き、「いかにAIの機嫌を取り、投稿をバズらせるか」という国家戦略を協議している。
承認欲求を排し、誰にも響かない虚無な投稿を続けた結果、SNSの最新アルゴリズムが彼を「人間」ではなく「静止画データの一部」と判断。アカウント削除に対し、本人は「ついにデジタル解脱(ニルヴァーナ)に至った」と歓喜し、その喜びを誰にも見られないオフラインのメモ帳に綴った。
「旅行はしたいが、疲れるのはコスパが悪い」。タイパ至上主義が生んだ新トレンドは、高額な長距離切符で改札を通過し、乗車せずに即出場する「ログ収集」だ。決済履歴とGPS記録だけで「充実した週末」をSNSで演出し、実際はずっと自宅でNetflixを見るのが賢い休日の過ごし方とされる。鉄道各社は幽霊乗客による増収を受け、ホームを撤去して改札機のみを増設する「駅のデータセンター化」計画を発表した。
「これが本当のラストライブ」。23日、都内某所で行われたインフルエンサーの葬儀で、生前予約されたツイートが読経とシンクロし、焼香の列は「グッズ待機列」と化した。出棺時に流れる「チャンネル登録のお願い」に、遺族は涙を拭う暇もなくQRコードを掲げ続けた。
AI診断が無料化される一方、生身の医師による「喉見せて」は超高級オプションと化した。診察室から出てきた患者は「人間臭かった」と泣き崩れ、聴診器の跡をタトゥーにする若者が急増中。
「観光資源がないなら、客を動けなくすればいい」。過疎の村が考案したのは、到着直後の観光客を極限まで筋トレで追い込み、重度の筋肉痛で寝たきりにさせる鬼畜プランだ。動けない客を地元の高齢者が甲斐甲斐しく介護する「究極の赤ちゃん返り体験」が、責任に疲れた都会のエリート層に突き刺さり、村のオムツ消費量が激増している。
承認欲求を電力に変換する次世代介護施設が登場。静かな余生を望む者は電力不足で淘汰され、ネットで暴言を吐く「炎上系老人」だけが、余剰電力でビットコインを掘りながら不老不死へ近づいている。