政府、不安を上場へ 「脆弱性ビジネス担当相」新設
政府は、情報漏えいからひび割れた橋までを束ねた「国家脆弱性ファンド」を創設し、「不安を成長エンジンにする」と語る元コンサルを担当相に据えた。市民は、マイナンバーが証券コードになる日程だけは早めに開示してほしいと震えている。
政府は、情報漏えいからひび割れた橋までを束ねた「国家脆弱性ファンド」を創設し、「不安を成長エンジンにする」と語る元コンサルを担当相に据えた。市民は、マイナンバーが証券コードになる日程だけは早めに開示してほしいと震えている。
町おこしの切り札「マンモス肉まん」が、発売初日に販売停止。保健所曰く、マンモスは食品衛生法上の牛、豚、鳥のいずれにも非ず、「分類不明なため安全性が担保できない」とのこと。町の担当者は「まさか法律が氷河期に対応していないとは」と途方に暮れている。
国の年金財政を救うため、芸能界が最終兵器を投入。人気俳優らが24時間泣き続け、その涙量をAIがリアルタイムで分析し年金資金を自動運用する新番組が始動。司会者は「推しの涙が、あなたの老後を支えます」と宣言。視聴率は好調だが、肝心の年金資産は市場の気まぐれな反応に乱高下している。
熱狂するスタジアムで導入された新決済『寿命払い』。ファンは残り寿命をスマホでスキャンし、ホットドッグ(5日分)を次々購入。「現金が減らないから気分がいい」と利用者殺到。政府は新たな年金財源として導入を検討中と発表。
一滴の雨も通さない最新ガジェット「アクア・ゼロ」。スタジアムで使用した男性は快適そのものだったが、隣席では高さ3メートルの水柱が発生。隣人は浮輪なしでは観戦不能に。開発元は「シールド性能を追求した結果であり仕様。隣人との新しいコミュニケーションの形です」と声明を発表した。
W杯優勝パレードの権利をふるさと納税の返礼品とした町が敗訴。町の「夢のサブスクリプションを提供した」との主張を退けた裁判長は、「夢より現物を」として自身の胴上げ参加券を全寄付者に送付するよう命じた。なお、胴上げは裁判所の中庭で、平日の昼休みのみ可能。
通販サイトで話題の激安扇風機が、国家安全保障を揺るがす「気象兵器」として押収された。最大風力で局地的なサイクロンを発生させ、国会議事堂周辺の気圧を急低下させる能力が確認されたためだ。「重要法案が風で飛ぶ」と官房長官は危機感を表明した。
深刻化する物価高騰を受け、大手スーパーが新サービス「ペイン・プラス」を開始。会計時、店員が専用デバイスで腕を軽く刺すと全品1割引が適用される。利用者は「野菜高騰よりマシ」と腕を差し出し、店員は「刺し加減のスキル」で時給が変動するシステムに早くも順応している。
伝説のクーペから発見された最古のRNA、その所有権をめぐる国際問題は思わぬ決着を見た。国連は同車を「人類の共通祖先」と認定し、特別保護文化財に指定。オイル交換には古生物学の博士号が必須となり、エンジン音から翻訳された初の公式声明は「ハイオク満タンで」だった。
政府はスパイ対策として、発言を自動で最新の流行語とカタカナ用語に置き換える「バズワード・セキュリティパッチ」を全会議室に適用した。導入後の議場では「それエグいシナジー」「ガチでアジェンダ感」などの声だけが飛び交い、誰も具体的な名詞を口にできない状態になったという。担当者は「機密情報の保護は万全です。そもそも内容が誰にも理解されていませんから」と胸を張った。